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2021.08.18

ヤマハ プリアンプA-5 修理

今回は、ヤマハのプリアンプ A-5の修理になります。

初期診断:電源OK。ただしボツ、ガリ音がでる。電源ON時のDC値、右CH80~90mV、左CH100~130mV  音量VR0~1の間でR側の音が聞こえないまたは小さい。

作業内容:リレー分解、洗浄。平滑コンデンサ以外の電解コンデンサを、全交換。トランジスタとダイオードは、全数取外し後、測定。結果に問題なし。各VRを洗浄液にて清掃。SW類は接点復活剤を塗布。電源コードを3Pタイプに変更。板金穴あけ加工し、インレットを取付。

結果:ガリ音は、各VRを洗浄したことで汚れがとれ無くなりました。DC値は、トランジスタの汚れ落としや交換で正常値になりました。音量VR0~1のR側の音が聞こえない、小さいは、設計上の問題でギャングエラーと呼ばれるものとわかりました。